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軽井沢で工務店を営みながらガレージライフをおくる安永氏。一級建築士としてこの道30年、200棟以上の実績を誇るその腕前はまさに匠の技。その腕を生かしてガレージから、自宅まで全てお手製。以前は都内でデザイナーとしてご活躍されていた安永氏。軽井沢には数十年前に移り住み、浅間を望むすばらしい環境の中でガレージライフを楽しまれています。地元でも有名な多趣味人で、車、バイク、JAZZ、草笛、etc...と話しは尽きない。 |
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数年前に手に入れたMG ZAマグネット。土に還りそうそうな程のボロボロだった車体をここまできれいにレストアされました。Mこのマグネッタは1956年のモデル。そのコンディション、デザインはとても自分が生まれるより以前のクルマとは思えないほど。
MGとしては初めてのモノコックシャシーを持つMG ZAマグネットは、1953年のロンドンモーターショーでデビューしました。
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大きなクロームのグリルが特徴的。 |
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インテリアもクラシカルで温もりのあるもの。ダッシュボードはウッドで、全てご自身でリビルトされました。 |
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なんと!ウインカーは両サイドのピラーから飛び出して点滅します。 |
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エンジンルームもピカピカにレストアされました。エンジンは1489ccのBMC-Bタイプ。 |
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リアのデザインも流麗です。 |
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歴代のオーナーが記載された書類。歴代オーナーを訪ねるような旅をしてみたいと安永氏。 |
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クルマ用のガレージの横には、バイク用のガレージ |
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手前には2台のハーレーが並びます。娘さんと親子でハーレーライフを楽しまれています。 |
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ハーレーダヴィッドソンFTSTC。 |
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「KING OF HIGHWAY CLUB NAGANO」のロゴがあしらわれたジャケット。 |
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バイクガレージの奥から出てきたのはMVアグスタ350s。 |
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1970年代のイタリアのバイクです。 |
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モノクロのマリリンモンローのポスターとタイムスリップした感覚 |
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バッテリー搭載 |
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スリムなタンクにセパハン。シンプルなメーター周り。どんな走りをするんでしょうか?考えただけでわくわくします。 |
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こちらはバイクガレージの全景とBMW R25。 |
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BMW R25。1950年代のドイツはBMWのバイク。 |
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エンジンは空冷4サイクルの直立単気筒OHV。総排気量は245ccで最高出力13ps/5,800rpm。 |
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サイドカーを取り付けるための溶接 |
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後ろにも。 |
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シンプルなハンドル周り。手前の蝶ネジでステアの調整をします。 |
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ガレージの奥にひっそりたたづんでいたのはホンダのドリームCB72スーパースポーツ。
1959年のマン島TTレース(マン島TTを取材し続けて12年のバイクライター小林ゆきさんのブログはコチラ 小林ゆきBIKE.blog)へのホンダの参戦や、浅間火山レースでの快走。話だけしか聞いたことがありませんが、
そんなレーシングなイメージが伝わってきました。 |
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247ccのOHC2気筒エンジン。 |
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今回安永氏のガレージを訪問して、その、時間がゆっくり流れているような感覚と、ノスタルジックな乗り物の存在感に、都内では普段感じることのないような濃密?な空気を感じました。
最近のガソリンの高騰や、環境問題などで、クルマもバイクもすっかりエコのもとに立場が弱くなったように感じますが、ここに存在している乗り物たちは、そんなことを笑い飛ばすように自分の存在を訴えかけてきます。
「しのごの言う前に俺に乗ってみな!お前に乗れるのか?」みたいな・・・。
見る人に「乗ってみたい!楽しそう!でも、乗れるかな?」などなどと思わせるこのすばらしい乗り物たち。
世の中がハイブリッドカーだらけになっても、このアナログな感覚はなくならないで欲しい・・・と思う筆者でした。
今回はお忙しいところ、取材を快諾いただきましてありがとうございました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
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こちらは安永氏が自ら経営されている貸別荘「西軽井沢プレミアムコテージ」。芸能人がお忍びで長期滞在する程の人気だとか。軽井沢までクルマでドライブ、バイクでツーリングの宿にぴったりです。
西軽井沢プレミアムコテージ
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