セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 100kmクロスマウンテンバイクレース。
国内で行われるマウンテンバイクレースでは最も距離が長く、エントリー受付開始後、
あっという間に定員になる程の人気のレースだ。
コースは全長で100km。王滝村内木曽林道を午前6時にスタートし、
規定の時間内(10時間以内、3カ所のチェックポイント)でゴールを目指す。
レース中はメカトラブルなども自分で対処しなければならないし、
水分やエネルギーの補給なども自分でコントロールしなければならない。
クルマではパリダカールラリー、バイクではBAJAなどのアドベンチャーレースが有名だが、
このマウンテンバイクのレースもそんな冒険のテイストが人気の秘密なのかもしれない。
全ては自己責任。走り出したらゴールを目指すしかないのだ。
そんなレースだからこそ出場した全員に、それぞれの何かの「自己発見」があるに違いない。
ここからはそんなレースに初挑戦した、勇気ある40代男性の赤裸々な体験記を連載していく。
彼が感じた王滝100kmとは?
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