1957年7月26日にデビューし、1970年代に至るまでイタリアの“国民車”的な存在となったヌォーヴァ500。いわゆる“チンクエチェント”は、我が国でも「ルパン三世の愛車」としてカルト的な人気を誇る傑作である。そして、そのエッセンスを100%活かした当代最新のモデルとして、ヌォーヴァ500の誕生からちょうど半世紀後となる2007年7月26日にデビューしたのがフィアット新型500だ。デビューセレモニーは、イタリア国内ではゴールデンタイムのTVで全国ネット放送されるなど、イタリアの、そして世界中の自動車ファンをエキサイトさせたモデルである。その後、アバルト版も“復活”し、フィアットの成功を決定づけた超人気車となった。
フィアット 500 TwinAirには、POP(215万円)、LOUNGE(245万円)という2グレードが存在。オープン仕様のフィアット 500C TwinAirは、LOUNGE(279万円)のみが発売される。※価格は、いずれも税込。 ※写真中の白が『POP』、水色が『LOUNGE』、赤が『500C TwinAir』。